2020年12月に新築戸建てを建てました。土地から探し始めて家の設計にもかなり時間をかけてようやく建てた我が家。しかし、住んでみて数年経って後悔するポイントも出てきました。中には取り返しがつかないような後悔も…。今回はそんな後悔ポイントを紹介します。
後悔ポイント1:リビング階段
まずは1つの目の後悔ポイントは「リビング階段」。
リビング階段を採用した理由は、
- 家族が帰ってきた時に顔を合わせられる
- 子供が友達や恋人を連れてきた時に誰か分かる
- なんとなくオシャレ
という一般的なものです。
ですが、実際にリビング階段にしたところ、冬がめちゃくちゃ寒い!ことが分かりました。
どうやら冷気は空気よりも重いらしいので、2階の冷気が1階に下りてくるのです。リビングは床暖房にしていますが、それを上回る冷気の風が1日中吹いている感じです。
寒いことはなんとなく理解していましたが、床暖房だったので大丈夫だろうと軽く見ていましたが床暖房をつけていても寒いです。
もし次家を建てるなら(ないでしょうが)リビング階段はやめようと思います。
ちなみに我が家はどうしたかというと、ロールスクリーンをつけました。ニトリでオーダーメイドして自分でつけています。これである程度は冷気が防げますが、出入りが面倒という問題が…。
後悔ポイント2:窓
次の後悔ポイントは「窓」です。
我が家は全館空調や全室床暖房ではありません。ですが壁の断熱材はグレードを上げています。そして窓は外側がアルミで室内が樹脂製。こちらも標準がアルミだったので少しだけ良くしました。
断熱は結構しっかりやったつもりでしたが、冬はやっぱり寒い! ちなみに私たちは元々マンション住まいだったので冬は比較的暖かかったです。それに比べたらの話なので、アパート住まいだったらそれほど寒くないのかもしれません。
おすすめは完全な樹脂製の窓です。あとは窓自体もLow-E複層ガラスがよいですね。お金に余裕があればダブルLow-Eのトリプルガラスなどとにかく窓はケチらないほうがよいと思います。
我が家はどうしたかというと、ほぼ全ての窓に内窓をつけるリフォームをしました。総額50万ほどでしたがグリーン住宅ポイントで13万ポイント還元されたので実質37万くらいでしょうか。リビング、脱衣室、お風呂場など合計8か所ほど。
二重窓にしたことで外の冷気はほとんど来なくなりました。また外の音も軽減されたので1重窓だけより案外よかったです。見た目を気にしないのであれば窓をアルミにして2重窓のほうが良いかもしれません。
後悔ポイント3:バルコニー
バルコニーも後悔ポイントの一つです。
とにかくバルコニーが「狭い」のです。人一人が通るのがやっとの狭さです。幅にするとたぶん70~80㎝だと思います。
そのくらい狭いと洗濯物を干すときに動きづらいです。特にピンチハンガー(20個くらいはさむやつがついているやつ)を持って方向転換するのが難しいです。
やはり幅は倍の150㎝以上は欲しいところです。
後悔ポイント4:リビング
次はバルコニーとは逆に、リビングが「広すぎる」という問題です。
広いリビングっていいんじゃないの?と思われるかもしれません。しかし下記のデメリットがあります。
- 暖房冷房効率が落ちる
- 掃除が面倒
- 広さを持て余す
ちなみにうちのリビングは20畳ほどあります。ですが、3人家族ですし2階にも部屋があるので全員がリビングに揃うのは晩御飯後くらいです。家具はソファとテレビとダイニングテーブルくらいなのでかなり空間が余ってしまいます。
空間が余っているだけなので直接被害があるわけではないのですが、この広さを脱衣所に持っていけばよかったと後悔しています。
(追記)
最近犬を飼い始めたので初めてリビングが広くて良いと思えています。
後悔ポイント3:交通量
次は家ではなく立地の問題です。
立地としては駅徒歩8分で戸建てにしてはかなり駅近を選びました。
日当たりが良いとかハザード外坂道がないとか色々確認したのですが、1点だけ甘かったことがあります。
それは「交通量が多かったこと」です。
実は交通量に関しては土地を決める際に何度も足を運んで確認しましたが、休日の午前中だったり夜だったりで、交通量が少ない時間帯でした。その場合は大体5分に2,3台くらいだったので特に問題なしを思っていたのです。
しかし、実際には、朝や夕方の通勤時間帯には非常に交通量が多いことが分かりました。大体1分に2,3台です。少なそうに思えますが、1時間で考えると120~180台の車が通るのでなかなかの交通量です。
しかも目の前の道路は見通しが良いのでスピードを出して走ります。トラックなど重い車の場合は、その振動で家が揺れるほどです。
こればっかりは読めなかったです。まぁ、今更どうにもできないので慣れるのを待つしかないのですが…
後悔ポイント4:壁紙
我が家は注文住宅ではないですが建築条件付き土地でしたので壁紙は好きなものが選べました。
壁紙自体はじっくり吟味したので特に後悔はないのですが、引き渡しの時に、壁紙の余りをどうするか聞かれたときに、うっかり「捨てて良い」と答えてしまいました。
その後、1年くらいたった時に壁に家具をぶつけて壁紙が少し剥がれました。その時に壁紙の余りがあれば補修できたのですが、時すでにお寿司。
一応ネットで買えるのですが、たった数センチの壁紙を補修するために何千円もかけて数mの壁紙を買うのもバカらしいので、ホームセンターで補修グッズを買ってなんとかごまかしています。
ただ、今後もっと大きな傷が入った時に補修できないので困ったものです。
壁紙の余りは捨てずにとっておくことをお勧めします。
後悔ポイント5:脱衣所
最後は脱衣所が狭い点です。
我が家は脱衣所はあまり気にしておらず、リビング、キッチンの広さを確保した余りを脱衣所としました。たぶん一般的な広さだとは思います。
しかし、実際は朝の歯磨きや顔洗いで2人で入ることもあったり、寛太くんなどの乾燥機を別途置くときにも狭さがネックとなります。
個人的にはリビングを狭くしてても脱衣所を広くしておけば良かったなと思います。
良かったこと
後悔ポイントばかりだと気が滅入るので最後に良かったことも少しだけご紹介。
- 深型の食洗器
- 駅近(徒歩8分)
- 車2台分止められる駐車場
- 書斎
- ハザード外の土地
詳しくは別の記事でも書きたいと思います。書いたらここにリンクを貼っておきます。
最後に
以上、後悔したポイントでした。
個人的には家の不満はリフォームやDIY、建て替えでなんとかなりますが、立地の不満はどうにもならないので、事前調査が大事だと思いました。まぁ土地も売っちゃえばいいんでしょうけどね。災害や事故物件とかではない限り買った時と近い価格で売れるでしょうし。
私も睡眠時間削って色々調べたのですがそれでも分からなかったので、案外後悔はないです。ただ、もっと時間をかけていろんな人に意見を聞いてもよかったかなとは思います。
例えば「ココナラ」というサイトではプロや経験者が土地購入の相談に乗ってくれたりしますしね。