どもー、こんにちはしろくまです。
1/17のカラオケバトル歌の異種格闘技戦すごかったですねー。番組の予告で史上初の大波乱が!とか煽っていましたが、まさかの決勝全員100点とは。
出場者と選曲、得点の一覧はこちら
【動画あり】カラオケバトル2017-18全放送まとめ!出場者名と得点がひと目で分かる!優勝者の歌唱動画や選曲、見所も紹介 - Life is alright。
いやー、リアルタイムで見ていましたが、1人目、2人目で100点だった時は震えましたね。まさか、まさか、、、?ってな感じで。
決勝戦、3人全員100点を出すも予選で100点を出した宮本美季さんが優勝🎉#カラオケバトル pic.twitter.com/nVB91wsyxh
— のら (@nora211969) 2018年1月17日
TOP7の宮本美季さんが100点を取るのはまぁいいとして、何よりすごいのが、TOP7でもなんでもない安藤常光さん(大学教授)と初出場の須藤香菜さん(ミュージカル)が100点を取ったことですね。
安藤さんは予選で98.746点だったんですが、これって予選では12人中8番目なんですよね。Aブロックじゃなければ予選敗退だったという・・・。運もありますが、それでも決勝で100点はスゴイ。
逆に須藤さんは予選でも99.762点だったので、常に安定して100点を取れる実力は持っていたということですね。というか、初出場で100点て初? 番組ではあんまり言及しなかったけどそんな気がします。
須藤香奈さんの分析レポート結果
予選
曲:アメイジング・グレイス / 本田美奈子
得点 :99.762
音程 :96%
安定性:97点
表現力:96点(抑揚87点、しゃくり22回、こぶし4回)
リズム:97点
ビブ&ロング:96点
予選の分析レポートを見てみると、安定してそれぞれ高得点出してますね。弱みがない。音程を1点上げるか、ロングトーンを4.5→5にあげれば100点でしたね。たぶん練習では毎回100点なんでしょうね~。こんな逸材がまだいるのか。。。
決勝
曲:カントリー・ロード / 本名陽子
得点 :100.00
その他の項目は放送されなかったので不明
はっきりした発音でしっかり強弱をつけていて、採点のポイントをちゃんと抑えています。初出場だと声が震えて安定感が引く人が多いのですが、それもありませんでした。なんなんだこの人は。
安藤常光さんの分析レポート結果
予選
曲:酒と泪と男と女 / 河島英五
得点:98.746
決勝
曲:ふれあい / 中村雅俊
得点:100.00
この方、大学教授だけあってとにかく研究し尽くしてるのが分かります。まずマイクの使い方がうまいです。近づけたり離したり。録画している人は再度見てみると分かると思います。予選ではリズムが80点台だったので98点止まりでしたが、決勝ではうまく調整してきており、100点に繋がったようです。
宮本美季さんの分析レポート結果
予選
曲:OPEN ARMS / JOURNEY
得点:100.00
決勝
曲:Ti Amo / EXILE
得点:100.00
何なんだこの人は(2回目)。もう何も言うことはありません。そもそも難しい洋楽で100点っていうのがスゴイ。番組史上初だそうですね。2017年9月の異種格闘技戦でも予選決勝どちらも100点で優勝してるし。化け物ですよ。
今後インフレが加速する?
今回決勝で3人とも100点が出ましたが、今後もこの傾向は続く気がします。特に年間王者決定戦やチャンピオンズカップなど既に100点を取ったことのある人が出場する回ですね。
極端に言えば、全員100点で優勝者12人!とか、ない話ではありません。おそらく出場者全員練習では100点を取れるはずですからね。本番の緊張や空気などを経験で補ってしまえば100点取れるわけです。そうなってしまうと番組が成り立ちませんね。
2015年辺りはまだ100点を取れる人がそんなに多くなかったので、100点が1つ出ればそれだけで番組が盛り上がりましたし、数字も取れたと思うんですよね。それだけ100点は貴重でした。
でも今や100点のバーゲンセールw セールは言い過ぎかもしれませんが、昔に比べてありがたみが減った気がします。
昔
まちゃあき「何点だぁ~~?! 何点だぁ~~?! な、ん、て、ん、だぁ~~~??!!」
デン! →0! おお??
デン! →0! おおお???!!! まさか??
デン! →0! おおおーーーーきたぁぁあーーーー???!!!
デデン! →100! あああばやおpjdじゃおじぇあjげ!
今
まちゃあき「何点だぁ~~?! 何点だぁ~~?! な、ん、て、ん、だぁ~~~??!!」
デン! →0! お?あーはいはい
デン! →0! お茶美味しい(ズズズ
デン! →0! ポテチ美味しい(柳原可奈子の顔わざとらしいな
デデン! →100! いやーすごい(棒読み
(個人の感想です)
まぁそんなわけで、採点マシンも分析し尽くされてきてるので、色んな人が高得点を取るテクニックを駆使して100点を取れるようになってくると思います。そうなったら番組としてどうするのか、そこは見ものではあります。正直今のままではマンネリだと思いますし。
対策案を考えてみた!
個人的に対策案としては、以下があるかなと。
1. マシンやマイクを調整して高得点が出にくくする
2. 精密採点DXミリオンに変える
3. 新しい採点ゲームを開発してもらう
1.は正直できるかどうか分かりませんが、採点マシン側でなんらかの調整をする方法です。確実に言えるのはマイクは点数が取りやすい/取りにくいはあります。一般のカラオケ店の無線マイクは点数が取りずらいです。価格というよりは調整ですね。キンキンした声が出るマイクは点数が高くなる傾向にあります。
僕も愛用しているこちらのマイク。カラオケ店のマイクより確実に2,3点は高くなります。カラオケ店に持って行って機械に挿すだけなのでお手軽です。また、知らない人が歌ったマイクは汚いから嫌という方にもおすすめです。自分専用なのでまったく気になりません。2000円以下で買えますしね(2018/1/20の価格)
2.の精密採点DXミリオンは、現在カラオケバトルで採用されている精密採点DX-IIの後継機種です。ライブダムスタジアムステージという機種で使用できる新しい採点ゲームなのですが、これを使っても面白いかもしれません。
ただし、このバージョン、完全に「太鼓の達人」なんですよね・・・。ビブラートとか安定性とかよりも、どれだけ音程をはずさないで連続で歌えたかがポイントなので、長い曲(=コンボが多くなる)が有利です。なのでカラオケバトルで採用されることはないでしょうね。
【精密採点DXミリオン】カラオケの新しい採点ゲームが完全に音ゲーだった!コンボで1000万点超えも!?基準や最高点など - Life is alright。
3.新しい採点ゲームを開発してもらう、はDAMの開発人に頑張ってもらうしかありませんw より人が聞いてうまいと思える歌に対して高得点を出せるようにしてもらいたいですね。Twitterを見ていると、全然心に響かない、とか、機械みたい、とかそういう意見が少なからずあります。個人的にはミリオンなんか作らず、精密採点DXの正当な後継機種を作ってもらいたかったです。
あとがき
決勝全員100点は確かにすごかったですが、今後の番組の方向性を考えさせられる出来事でした。
繰り返しになりますが、今は100点の凄さが薄まってきているので、なんとかそれを払拭させる施策が必要だと思います。今のままだと視聴率が落ちていつか打ち切りになってしまう・・・かもしれません。
家族と一緒に見ながら、この人上手だねとか、この曲懐かしい~とか、この子可愛くなった!とかワイワイ言いながら見るのが大好きです。
そんなカラオケバトルを10年度、20年度も変わらずに見られることを願ってやみません。