音楽・カラオケ PR

【精密採点DXG攻略】表現力とは? 抑揚を上げるテクニックを紹介

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今日は、基礎中の基礎、精密採点DXGで加点対象となる「表現力」の各種項目、抑揚、しゃくり、こぶし、フォールについて解説していきます。

はじめに

私は歌の素人です。よって歌い方に関しての本格的なアドバイスなどはできません。あくまでも、歌の素人が精密採点という機械で高得点を出すためのアドバイスしかできないと思っていただければと思います。

表現力の説明

表現力には抑揚しゃくりこぶしフォールの4つの項目があり、それぞれの評価を基に総合的に点数をつけたものが表現力です。精密採点の中では音程正確率の次に重要と言われています。また、95点以上の高得点を取れる方が100点を取るためにはこの表現力を上げる必要があります。

抑揚

説明(DAM☆とも 精密採点攻略ガイドより)

声の大きさに強弱をつけて歌う技術です。抑揚を意識しないで歌うと一本調子な感情の入っていない歌に聞こえてしまいます。歌詞の内容をよく理解して相手に伝えるように歌いましょう。

解説

表現力の中で一番ウェイトが高いのがこの抑揚です。声に強弱をつけると評価が高くなります。本来は声量を変えて強弱をつけるのですが、マイクを遠ざけたり近づけることでも同じことができます。

強弱をつけるタイミングですが、1区間毎に強弱をつけるのがいいとされています。サビだけ強く歌うと良いという話をよく聞きますが、間違いではないですが、それほど効果は出ません。

f:id:bucchiz:20170428010448j:plain

演奏区間とは、上の1~6の区切りのことです。

大きな声を出したり小さな声を出したりすればいいだけなら簡単そう、と思われるかもしれませんが、意外と難しいです。まず声の強弱を素人が意識して歌うとわざとらしくなってしまいます。精密採点では独自のアルゴリズムで違和感を敏感に検知するので評価が高くなりません。あくまでも自然に、聞く人が心地よいくらいの強弱をつけないと高くなりません。正直僕もまだまだです。

ただ、それを素人でもうまく出せる方法が先ほども言ったマイクを近づけたり離したりするというテクニックです。

文章だけで説明しても分かりづらいと思いますので百聞は一見に如かず、ということで実際に見てみましょう。

説明用に参照させてもらうのは、テレ東のカラオケバトルという番組で2015年、2016年の年間チャンピオンになった林部智史さん100点をとった時の動画です。この動画には高得点を取るためのテクニックがてんこ盛りです。今後説明する時はこの動画を頻繁に使わせてもらいます。

まずは歌いだしはマイクを近づけています。歌いだしはキーが低いので弱くなりがちですがマイクを近づけることである程度強くしています。

f:id:bucchiz:20170428012114j:plain

そして0:41付近の「いく、つも愛を~」の「つも」の時にマイクを離しているのが分かりますか? ここからしばらく「弱く」なります。

f:id:bucchiz:20170428011927j:plain

そして1:07付近の「さようならを~」の「らを~」の部分で一気にマイクを近づけて、すぐ離しています。サビの部分だからといって全て強く歌うんじゃなくて、一部だけ強くしたりして強弱をつけていることが分かります。

高得点をとるためには必須のテクニックですが、初心者の方が使っても有効なのでどんどん使っていきましょう。

しゃくり

説明(DAM☆とも 精密採点攻略ガイドより)

低い音程から滑らかに本来の音程までずり上げる技術です。しゃくりをうまく使えば滑らかなフレージングとなり言葉も流れてくるでしょう。

解説
f:id:bucchiz:20170428012905j:plain

これがしゃくりです。

ロックな歌ではよく使われますね。これを使うことで滑らかな歌に聞こえます。実際に先ほどの林部さんの動画でも頻繁に使われています。1:15辺りの「あなた~のため~じゃなぁい~」の「なぁい」の部分は一つ低い音程から入ってすぐに適切な音程に上げています。こうすることで深みが出てきます。もししゃくりを使わないと、途切れ途切れになってしまい、ツンツンした感じに聞こえるでしょう。

ただし気を付けなければいけないのは、音程を探るためにしゃくりを使っちゃダメということです。初心者にありがちなのが、適切な音程が分からないから低い音程で歌っておいて分かったら修正する、というテクです。これをやると色んな箇所でこのテクに頼ってしまいます。そうすると1曲でしゃくりが70~90個とかになることがあります。精密採点ではしゃくりが多くても点数は高くならないですし、そもそもしゃくりが多すぎるといやらしく聞こえます。なので、多くても50程度にしておくとよいと思います。

こぶし

説明(DAM☆とも 精密採点攻略ガイドより)

基本となる旋律のなかで音を細かく動かす装飾的な節回しのことを言います。こぶしと言えば演歌や民謡というイメージがありますが、ソウルミュージックや最近のJ-POPにもこぶし的な節回しが入っています。こぶしを回して歌に華を添えてみましょう。

解説
f:id:bucchiz:20170428013134j:plain

これがこぶしです。(画像汚くてすみません(-_-;))

こぶしは説明の必要がないかもしれません。演歌でよく使われているテクニックですね。

先ほどの林部さんの動画の1:14辺りの、「けしてあなたぁのためじゃな~い~」の「たぁ」の部分がこぶしになります。

演歌では頻繁に使われますが、これが多いからと言って高得点がとれるわけではないです。98,99点の人が100点にするために使うくらいでしょうか。

フォール

説明(DAM☆とも 精密採点攻略ガイドより)

本来の音程から低い音程に向かって滑らかにずり下げる技術です。フレーズの語尾に使うことが多く切なさを演出したり、時には色気を感じさせたり、あるいは気だるい雰囲気になったり、歌詞の内容や歌い手の個性で様々な表現をすることができます。

解説
f:id:bucchiz:20170428013236j:plain

これがフォールです。

説明にある通り、悲しさや切なさを表現する時に使いますが、ほとんど見ないです。実際にフォールが0個でも高得点は取れます。意識して出す必要はほぼないと思われます。

まとめ

  • 表現力には、抑揚、しゃくり、こぶし、フォールの4項目がある
  • 抑揚が特に重要
  • 抑揚はマイクを近づけたり離したりするテクニックが有効
  • しゃくり、こぶし、フォールは初心者はそんなに意識しなくてよい

以上表現力についての解説でした。

個人的な調査による意見なのでもし間違ってるようであれば指摘してもらえると助かります。

それでは!

DAMの精密採点で高得点を取りたい方はこちら↓↓の本がおすすめです。開発者へのインタビューもあってかなり役に立ちました。