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特異体質のせいで親知らずを抜く時に大変な事になった話

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(2019/1/29 全体的に見直し)

どうも~しろくまです。

今日は『親知らず』の話です。

10年前と3年前に左下と右下の親知らずを抜いたのですが、その時にひどい目にあいました。

自分の「特異体質」が原因で普通の人が経験しないような目に合ったのです。

その体質とは、、、

「麻酔が効きにくい体質」

です。

もうお察しの方もいるかと思いますが、今回の話はとても痛い話なので、痛さに弱い方は注意してください。

はじまり

今から10年くらい前、虫歯の治療で歯医者に通っていました。

虫歯の治療が終わりになる頃、こんなことを言われました。

「親知らずが斜めに生えてますね、抜きます?」

話を聞いてみると、今後のことを考えると抜いたほうがよいとのこと。斜めに生えていると歯ブラシで磨きにくく虫歯になりやすいそうです。

いつか痛い目にあうならついでに抜いておくか・・・。そう思って承諾しました。

「親知らずですが、歯茎の中に埋もれているので切開して歯を砕いて抜きますね」

・・・ファッ!!??

さらっとめちゃめちゃ怖いことを言う女医さん。

ええええ、めちゃくちゃ怖いけどもうやるって言ったし…

ちょっとかわいい女医さんだったので、僕も若気の至りで。

「ええ、大丈夫です(キリッ」

心の中は不安で一杯でした。

施術当日

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そして迎えた施術の日。

診療台に横になり、ドキドキしながら待っていると、あの、いやーな音を出す器具が出てきました。

キュイーンっていうやつって言えば分かりますかね。タービンって言うらしいです。

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もう帰りたかったですが勇気を振り絞って我慢しました。

そして注射器で麻酔をかけます。

しばらくして、麻酔が効いているかを調べるために口の中をツンツンってして感じますかー?って聞かれました。

うん?なんとなく感触があるけど気のせいかな?まぁ大丈夫か。

「あい」

それじゃ始めますねーと、メスを取り出して歯茎を切り始めました。

ん?あれ?あれれ?なんか、感じるけど、、、

痛くってたまらないってほどではないけど、鈍い痛みがありました。

まぁでも我慢はできたのでなんとか耐えます。この時点で涙目に。

「じゃ砕いていきますねー」

キュイーン!ガガガガガ!!

イテテテテテテテテテテテテデデ!!!

もうなんか書いてて痛くなってきた(涙)

タービンで砕いていくのですが、これがまぁ痛いこと痛いこと。

本来は麻酔が効いて痛くないはずなんですが、なぜか痛い。鈍く痛い。でも我慢はできる。涙はボロボロ出る。

男は、生涯で3度(生まれた時、母親が死んだ時、自分が死ぬ時)しか泣いちゃいけないって言いますが、そんなの関係ない。

もうカッコつけるもへったくれもありません。

でもここでやめるわけにはいかない。必死で耐えました。

終わりの始まり

「はい、終わりましたよー」

何度も諦めそうになりながらもなんとか耐えました。

切った箇所を縫って、消毒して終わりです。

抜いた歯を見せてもらいましたが、見事に粉々に砕けていました。

こんな痛い思いをするくらいなら抜かないほうが良かったんじゃないか・・・と思わずにはいられませんでした。

「こんあに痛いんですね」(麻酔が効いているのかうまくしゃべれない)

「あれ、そんなに痛かったですか? 言ってくれれば麻酔増やせましたよー」

それ早く言って!!!!!(´;∀;` )(言われたかもしれないけどテンパっててたぶん聞いてない)

と、心の中で叫んだのは言うまでもありません。。。

どうやら麻酔は通常の量を使ったらしいですが、僕が麻酔が効きづらい体質だったようです。

麻酔かけた直後に少しでもおかしいと感じたらすぐに言わなきゃダメですね。

まぁでも終わったから良かった。もう二度とやらないぞ!

そんなことを思って帰路につきました。

ただ、僕はこの時、気付いていなかったのです。

今回抜いたのは、下の左側の親知らず。

まだ、口の中には、

下の右側にも親知らずがあることを・・・・

本当の地獄はここからでした。

 

麻酔が全然効かなくなってる!?

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左の親知らずを抜いてから数年経ち、傷あともすっかり塞がり、痛みもなく、親知らずのことなんかすっかり忘れていました。

そんなある日、再び歯が痛くなったので歯医者へ。(10年前とは違う歯医者です)

10年前の虫歯とは違う歯が虫歯になっていました。

いつも磨いているんだけどなーと思いつつ、仕方ないので治療してもらうことに。

虫歯の治療って皆さんも知っての通り、ひどい時は神経を抜いて、最後に上から銀歯などの詰め物をします。

僕の時も同じで、神経を抜きましょうっていう話になりました。

神経を抜くためには「麻酔」をするんですが、そこで思い出しました、あの時の恐怖を・・・。

「あ、あの、自分麻酔効きづらいかもしれません」

ちゃんと言いました。もう二度とあの時の失態は犯すまいと。

先生「麻酔の量は増やすこともできますが、まずは通常の量で始めてそこから様子を見ながら増やしていきましょう」

どうやらいきなり増やすと危険かもしれないので徐々に増やしていこうということでした。

そして麻酔の準備をする先生。

増やすってことは注射を何回もするってことか・・・それはそれで嫌だな(/_;)

なんてことを思っていました。

先生:「痛かったら左手をあげて知らせてください」

まずは1回目の麻酔をします。

注射後しばらくしてツンツンされましたが何も感じなかった気がします。(この辺記憶があやふや)

先生:「はいじゃあ削りますね~」

キュイィィィィィィンガリガリガリ

相変わらず嫌な音です。

でも、痛くない。最初はそう思っていました。

そしてしばらく削っていると、なんだか鈍く痛くなってきたので左手を上げました。

サッ!(左手を上げる)

先生「痛いですか?我慢できない感じ?」

「痛くなってきました」

先生「少し麻酔を増やしてみましょうか」

追加の麻酔を注射します。

何故かこの時、注射が痛かったんですよね。ってことは麻酔が効いていなかったと思います。

先生「はい、じゃあ続けますね、また痛かったら左手をあげてください」

キュイィィィィィィンガリガリガリ

いや、イタイイタイイタイイタイ!

もうこの時点でいくら麻酔を増やしても痛さは変わらない気がしていました。麻酔を増やしても痛さがまったく和らがないのです。

サッ!!!!(左手をあげる)

超高速で左手をあげました。

先生「あれーダメですか」

それからも麻酔を増やしましたが痛さは変わらず。

そうこうしていると、麻酔の量の限界がきました。どうやら、かけていい麻酔の量って決まっているらしいですね。まぁ言われてみれば当たり前ですが。

先生「うーん、これはうちではもうどうしようもできませんねぇ」

なにその絶望的なセリフ(;´Д`)

救急車で郊外の病院に運ばれてきた患者がうちでは処置できないって言われるあのセリフ? ブラックジャックで見たことがあります。

今回診てもらったのはどこにでもある個人経営の普通の歯医者でした。

これ以上麻酔も増やせないので、治療ができないというのです。

えーーじゃあどうしたらいいの?と思っていたら。

先生「そしたら、この近くの○○総合病院を紹介しますので、そこで判断してもらってください」

もっと大きな病院の熟練の医師の判断を仰げってことでした。

まぁ、もうそれしか方法がなさそうなので了承して紹介状をもらうことにしました。

先生「虫歯以外に、右の親知らずも抜いたほうが良いか判断してもらってください、紹介状に書いておきますので」

!?

ここで始めて右の親知らずの話が出ました。

虫歯の治療が終わったら、親知らずの話をするつもりだったらしいです。

右の親知らずは以前は完全に歯茎に埋まっていたはずだけど、ちょっとずつ下から押されてきて今は歯茎から見えている。そこに食べ残しが溜まりやすくなっており、虫歯になりやいとのことでした。

10年前に左の親知らずを抜いた時は右は完全に埋まっていて抜かなくても問題なかったんですね。

ということで、大病院で虫歯と親知らずを診てもらうことになりました。

ここからあんなことが起きるなんて予想もしていませんでした・・・

 

大病院へ

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紹介された大病院は、その地域でも有名な総合病院です。

外科や内科、眼科や小児科など色々な診療科があり、その中に「歯科口腔外科」がありました。

紹介状を持って受け付けを済まし診察にいきます。

そして出てきた先生はどこからどうみてもおじいちゃん。

おじいちゃんだけど大丈夫かな・・・?

なんてことを思っていましたが、話を聞いてみると、もう何十年も1日に数人の抜歯を行ってきているそうで、治療した数は数千人というスゴイ先生でした。

口の中を診てもらうと、

おじいちゃん先生「虫歯も親知らずも、抜いたほうがいいね」

虫歯は抜いたほうがよいとのことでした。そして親知らずも今後虫歯になる可能性が高いから同じく抜いたがよいとのこと。

それはもう前の歯医者から聞いていたので、承諾しました。

おじいちゃん先生「じゃあ横になって、抜いちゃうから」

えぇえええっぇぇぇぇぇぇぇぇ今日??

抜歯は別の日かもしれません、正直記憶が曖昧ですが、もう抜くの?って思った記憶があります。

10年前の親知らずを抜く時の恐怖が蘇っていて不安になるばかりでした。

抜歯挑戦1回目

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診察台に横になり、麻酔をかけられます。

まずは親知らずから抜きます。

おじいちゃん先生「ちょっと麻酔の量を増やすね」

大病院だと麻酔の量を増やせるのかな?量は聞いていませんでしたがこれなら大丈夫だろうという量の麻酔を打たれたようです。

おじいちゃん先生「はい、口あけてください」

数分後、おもむろに口の中にメスを入れて歯茎を切ろうとします。

あれ、ツンツンなし??

って思うやいなや、流れ作業のように切り始める熟練おじいちゃん先生。

サクッ(歯茎を切る)

!!!!!!!!!!!!!

イタイイタイイタイイタイイタイ!!!

あまりの痛さに顔がゆがみます。

おじいちゃん先生、熟練過ぎて流れ作業のように切っちゃったんです。

あまりに痛がるから、ここでようやく気付いたようです。

大丈夫かなおじいちゃん、もうなんか不安しかない(;´д`)

一旦処置を止めてなにやら助手?の人と話しをしています。

おじいちゃん先生「次は別日に麻酔科の先生を同席して量を増やしてやりましょう、念のため処置前に痛み止めの薬を飲んできて」

このままでは処置できないということで、日を改めて麻酔科の先生も連れてきてやることになりました。

なんだか話が大きくなってきてないか・・・?

一抹の不安を覚えつつその日は帰りました。

しかし、まだまだこれは序の口、これからもっと大きな話になっていきます。

抜歯挑戦2回目

事前に痛み止めを飲み、万全の状態で迎えた抜歯挑戦2回目。

今回は麻酔科の先生もいます。麻酔科の先生がいると量を増やせるんですかね?よく分かりませんけど。

そして今回は念のため、「笑気麻酔ガス」というものも併用します。

笑気には鎮痛効果が強いという利点がある。その強さは他の新しい麻酔薬よりもむしろ強いほどである。そのため、現在の麻酔では笑気は単独で麻酔に用いられることは少ないが、他の麻酔薬と併用して鎮痛効果を期待する麻酔補助薬と位置づけられている。

wikipediaより

これを使うことでさらに麻酔効果を高められるそうです。

つまり今回は、

  • 注射による麻酔(限界量)
  • 笑気麻酔ガス
  • 痛み止め服用

という通常で考えられる最高の処置をして抜歯に挑みます。

診察台に横になり麻酔を注射して、笑気麻酔ガスを吸います。

笑気麻酔ガスは最初は何も感じませんでしたが、途中からなんだか夢見心地な気分になってきました。フワフワした感じです。

ただ、正直心の中は不安でいっぱいでした。あの時の痛みが襲ってきたらどうしようと・・・。

そして歯茎の切開へ。

おじいちゃん先生「はい、口開けて」

サクッ(今までで一番大きく切る)

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!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!%&()%$$L$*+P“=E”$)“(%‘%’$()”$“)!$(!”$!(!=!==%)(*++^:0[po9900tejiogneifじぇいおgねふじこえいおえhに

もう最高に最強に死ぬほどイタイ\(^o^)/

人生の中の痛さTOP5に楽に入る痛さです。

笑気麻酔とか痛み止めとかまったく関係ありませんでした。

おじいちゃん先生「あれ、ダメか」

あれダメか、じゃないよ! ちゃんとツンツンするとかまずは軽く切るとかしてよ!(;´Д`)

と言い返したかったけど痛みでそれどころではありません。

嫌な人もいると思うのであまり血のことは書いてきませんでしたが、もちろんドクドク出ています。

ひとまずこれ以上は無理ということで、傷あとを縫って一旦終わりです。

落ち着いてから今後の相談です。

おじいちゃん先生「麻酔が効かない人は多くはないけどたまにいるね。そうしたらもう「全身麻酔」しかないね」

ぜ、ぜ、ぜ、全身麻酔!!??

親知らず1本抜くために全身麻酔!!??

おじいちゃん「全身麻酔は入院してもらうから、入院+手術+退院で3日かかります」

親知らず1本抜くために3日の入院!!??

3日の入院ってことは会社にも説明して有給取らなきゃいけないし、入院費もかかるしどうしようか悩みました。

でも、他に方法がなかったので仕方なく承諾。

よく親知らずを4本抜くために全身麻酔するという話は聞きますけど、たった1本抜くだけで全身麻酔をするという話はネットで検索しても出てきません。

おじいちゃん先生「今までの経験から1000人に2,3人はいるかな?全身麻酔する人」

いるんだ・・・2、3人・・・。

とにかくもうやるしかありません。

そして、人生初の全身麻酔による親知らず抜歯に挑みます。

入院

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入院日はどんよりした曇り空の天気でした。

人生で初めての入院。不謹慎だけどちょっとだけ興奮していました。

歯を抜くだけだからだったかもしれませんが。

病院で受付をして病室に通されます。

6人部屋だったので他のベッドにも患者さんがいました。ほとんどが60歳以上の方のようでした。

後で看護婦さんに話を聞くと、命にかかわるような患者さんはいないけど、胃の手術とかポリープ切除とか、歯を抜くだけの僕よりは大変な症状の患者さんばかりだとか。

まぁ症状がばれることはないので心配はないですが。

入院日は色々な検査をします。

血液検査、心電図、問診、あと肺活量も調べました。ちなみに定期的にヒトカラに行っているおかげか、肺活量がすごかったらしく、看護婦さんから「何か音楽やられてるんですか?」って言われました。確か5300とかそんな値だった気がします。

調べてみると、肺活量の平均は以下の式で求められるようです。

僕の場合、通常は4315mLだそうです。5300mLなのでかなり平均よりは高かったってことですね。

話が脱線してしましたが、入院日は検査だけで終わりです。味の薄い夕食を食べて眠りにつきました。

手術

そして手術日。

手術は昼頃だということで、朝からそわそわしながら待っていました。

手術は同伴者が必要だということでしたので妻に頼みました。子供は両親に預けます。

正直、全身麻酔には不安もありました。だって、麻酔から覚めないこともあるかもしれませんから(注:歯を抜くだけです)

妻は何度か手術は経験しているのでかなり助かりました。やはり経験者がいると安心しますね。

もし何かあったら子供をお願いと言ったとか言わなかったとか。(注:歯を抜くだけです)

あとで妻に聞くと、歯を抜くだけで何言ってんだと思っていたとか。ひどい(/ω\)

時間がきて手術室に向かいます。

と、ここでちょっと試そうと思っていたことがありました。

麻酔に対抗してみようと思ったのです(本当はダメです)。

ネットで見ていると全身麻酔ってあっという間に落ちるとういことだったので、本当か確かめてみようと思ったのです。

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手術室に通されると、上の画像のように手術着を着た先生達が待っていました。

歯を抜くだけなのに仰々しいな。。。まぁそれでも手術には違いありませんからね。

そして、口にマスクをつけられます。どうやらここから麻酔ガス?が出てくるようです。

シュー―

ガスが流れてきます。よし、対抗してみよう。

シュー

・・よし

シュー

・・・・いける

シュー

・・・・・お、案外意識があr(ガクッ

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

看護婦さん「〇〇さーん、〇〇さーん」

あれ?誰かが呼んでる??ていうかここどこだ??

どうやら手術が終わったようです。タンカで運ばれながら看護婦さんが名前を呼んでいました。

ただ、深い夢から覚めたようで朦朧としています。状況が飲み込めません。

ようやくある程度状況を呑み込めたのは5分くらい経ってからでした。

病室のベッドに移ってから妻と話します。

正直意識が朦朧としていて何を話したか覚えていません。

「大丈夫」「いつの間にか終わっていた」とかそんなことを話していたそうです。

それにしても全身麻酔すごい。対抗するとか無理ですね、あっという間に意識を持っていかれました。

麻酔が効きづらい体質の僕もまったく痛みは感じませんでした。

その時一番覚えているのは、鼻が痛いということです。

歯じゃなくて、鼻でした。

うがいをしたら血で真っ赤。なんじゃこりゃ。。

看護婦さんに聞くと、どうやら、手術で鼻にチューブを挿す時に奥の粘膜を傷つけたようです。

よくあることだそうです。すぐ治るとか。

それにしてももうちょっと優しく出来なかったんですかね( ;´Д`)

しばらく眠った後起きたら妻はもう帰っていました。

そしたら夕方くらいに麻酔が切れてきたのか抜いた後が痛くなってきました。

今回は左の虫歯と右の親知らずの2本を抜いたので口全体が痛いです。

看護婦さんに行って痛み止めを飲んだら少し楽になりました。ロキソニンすげー。

夕食はほぼ飲み物。

  • 重湯
  • 出汁
  • 野菜ジュース

でした。

退院してもしばらくはこんな食事が続くとのこと。こりゃやせるわ(–;)

まぁとにかく無事に手術が終わりました。

ちなみに手術の夜、同室のおじさん達のいびきがうるさくて眠れませんでした・・・。

 

退院

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翌日は退院です。

相変わらず痛み止めは飲んでいます。身支度を整え清算しに行きます。

そして清算したところ、なんと料金が7万円!!

とりあえずカードで支払いましたが、これは痛い。

※あとで分かったのですが、生命保険の規約に「抜歯による入院」があり、適用できたので10万円補助が出て、結果+になりました。ダメもとで確認してみるといいかもしれません。

その後

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全身麻酔での手術自体は意識がないので痛みはありませんでした。

ただし、退院後、抜いた穴が完全に塞がるまでの食事制限や、鈍い痛みとの闘いが大変でした。

食べ物は基本的に、雑炊とかうどんやゼリーなどのやわらかいもののみ、そして鈍い痛みがずっと続くので痛み止めを常時服用していました。

その痛み止めのせいで胃が荒れてお腹が痛くなったりと、術後のほうが色々大変でした。

大好きな甘いものも食べられず・・・(アイスは食べていたけど

結局、穴がふさがりきるまでに2,3か月かかったと思います。

体重が5キロも落ちて、「抜歯ダイエット」と周りからは言われていました。

そんなダイエットしたくねー( ;´Д`)

最後に

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まさか自分が麻酔が効きにくい体質だとは思いませんでした。

もうこの体質には一生付き合っていかないといけないので、歯だけは大切にしようと今では子供と一緒に定期的に検診に通っています。

ちなみに、今回の3日間の入院をするために会社に有給の申請をしたのですが、入院の理由を「歯を抜くため」と書いたら上司に呼び出されました。

「全身麻酔をして歯を抜くために入院する」

このパワーワードが会社の人間に広まるのに時間はかからなかったのは言うまでもありません。

皆さんも麻酔にはお気を付けください。

それでは!