音楽・カラオケ PR

初生放送!のどじまんTHEワールド2019をまとめてみたよ。出場者の経歴や選曲と点数など

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2019年9月10日に放送された「のどじまんTHEワールド!〜令和 元年〜」の出場者、選曲、経歴、得点をまとめました。

のどじまんTHEワールドとは

のどじまんTHEワールドとは、日本の歌謡曲、J-POPに惚れ込んだ外国人達が集まりNo. 1を決めるカラオケ大会です。

今年で8年目、総勢5万組以上の応募の中から276組が参加しています。

そして記念すべき20回目となる今回、なんと番組初の「生放送」です!

生放送ということで一発勝負となり、かつ時間通りに進めるためには失敗は許されません。いつもと違うのどじまんTHEワールド、どうなるか楽しみです。

 

出演者

MC 中居正広、西尾由佳理
大会委員長 テリー伊藤
審査員 清塚信也、Chage、湯川れい子
ゲスト 岡田結実、霜降り明星(粗品・せいや)

 

ルール

審査員の持ち点は一人100点。テリー伊藤+審査員3人の合計400点満点です。トーナメント戦となっており、9予選を行い、勝ち上がった3組+視聴者投票の1組の合計4組で決勝を行い優勝者を決めます。

 

Aブロック

ヘル・ジェイズ / ロシア代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 初出場。ロシアで弁護士や仕立て職人として働いている3人組。
選曲 TRAIN TRAIN / THE BLUE HEARTS
得点 388点

【感想】
見事なハモリでした。TRAIN TRAINって元は激しい曲なのにここまできれいな曲にできることに驚きです。点数はトップバッターということもあって審査員も点数は控えめでしたね。

ジュルズ・ウェスト / イギリス代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 姉の影響で日本の曲が大好きになった24歳。
選曲 愛にできることはまだあるかい / RADWIMPS
得点 381点

【感想】
個性的な声ですねー。この落ち着いた曲に合っていたと思います。ただ少し物足りない感じはしました。というか紹介VTRで出たお姉ちゃんのほうが上手かった気がします(笑

 

イマニ・キャンベル / コスタリカ代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 実家はのすぐそばにはナマケモノや猿がいるコスタリカの18歳。
選曲 輝く月のように / Superfly
得点 391点→決勝進出!

【感想】
日本語の発音うまい! そしてSuperflyの曲特有の高音も見事に出てましたね。なにげに声もsuperflyに似てるような…。それにしてもすきっ歯が非常にチャーミングでした。

 

Bブロック

ゼロ / アメリカ代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 ボストンの親友デュオ。二人が出会ったのは学生時代。二人共B'zを聴いていて意気投合したとか。
選曲 ultra soul / B'z
得点 383点

【感想】
いい。いいですね、歌がうまいとか関係なく、B'zを愛しているという想いが伝わってきました。シャウトもばっちり。もう1回言いますが歌がうまいとか関係ないですね、勢いと雰囲気さえあれば問題ありません。

 

ジャポニカ・ファミリー / ジャマイカ代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 初参戦。リーダーのジョンは2000年に来日。現在は日本でゴスペルを教えている。友人の2人と日本人のバックコーラスを加えて総勢20人で挑む。
選曲 明日はきっといい日になる / 高橋優
得点 390点→決勝進出!

【感想】
バックコーラスが日本人なのはいいのかな? と余計なことを考えてしまいましたが、ゴスペル特有の陽気なリズムのよい歌で思わずリズムをとってしまいました。のどじまんTHEワールドでは毎回複数で歌う出場者がいますが、やっぱりいいですよね。一人で歌うより高得点になる傾向が高い気がします。

 

シュルティ・メヘンダレ / インド代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 初出場、19歳の大学生。インドで日本語を勉強中。好きな日本語は「ヤバい」。
選曲 Darling / 西野カナ
得点 389点

【感想】
声かわいい! 西野カナの曲にピッタリですね。日本語の勉強をしているだけあって発音も完璧。さぞかし点数も高い、、と思いきや、審査員の湯川れい子さんが「何も欠点はないけどもっと(歌い方が)可愛かったら良かった」といって96点の低評価でした。正直、欠点ないなら点数あげなきゃいかんでしょと思いました。ツイッターでも批難が多かったですね。

 

Cブロック

アヌーナ / アイルランド代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 アイルランドの首都ダブリンで活躍している合唱団。
選曲 もののけ姫 / 米良美一
得点 393点→決勝進出!

【感想】
「荘厳」という言葉がぴったり。聴き入ってしまいました。音程が完璧に合ってたと思います。やっぱり合唱は有利ですよねー。歌上手い人がいっぱいいて、しかもハモるんですもん。

 

アナ・ヴィージャ / コロンビア代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 前回大会で優勝した実力者。おいなりさん好き。
選曲 小さな恋のうた / MONGOL800
得点 392点

【感想】
前回は宇多田やMISIAだったので、この選曲は意外でした。でもうまさは変わらず。自分流にアレンジもしていて、元の曲の感じが消えてまったく別の曲のように聴こえました。歌声、アレンジ力、表現力などなどすべてがパーフェクトでした!

 

ロスリ・スナン / シンガポール共和国代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

経歴 初出場。シンガポールで妻と3人の娘と暮らす53歳。
選曲 SAY YES / CHAGE and ASKA
得点 388点

【感想】
CHAGEがいたからこの曲になったのか、この曲だからCHAGEが呼ばれたのか。。歌は普通に上手かったですねー。個人的には審査員のCHAGEが100点をつけたのには少しがっかりしました。騒動は知ってますが、他の出場者に失礼じゃないかなと。全員真剣に歌いに来てるんですし、ちゃんと平等に採点して欲しかったです。

 

決勝

イマニ・キャンベル / コスタリカ代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

選曲 M / PRINCESS PRINCESS
得点 487点

【感想】
好きな曲だったので感動。最後のビブラートきれいでした。失恋ソングですが、ちゃんと歌詞の内容を理解して歌われていたそうです。だから心にくるものがあったんですね。

ジャポニカ・ファミリー / ジャマイカ代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

選曲 翼をください / 赤い鳥
得点 483点

【感想】
個人的に選曲がちょっと真面目すぎたかなーと。この曲は学生時代に授業で歌った気がします。つまり聴き飽きてるんですよね。審査員が軒並み98や99点だったのに視聴者が90点なのはそういうのも理由だったんじゃないでしょうか。

 

アヌーナ / アイルランド代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

選曲 グランドエスケープ / (Movie edit) feat.三浦透子 RADWIMPS
得点 485点

【感想】
元の曲があまりメジャーではないので、視聴者も感情移入が出来なかったんじゃないでしょうか。私も知りませんでした。視聴者の点数が94点と低かったのがその証拠でしょうね。

 

アナ・ヴィージャ / コロンビア代表


画像:のどじまんTHEワールド公式

選曲 366日 / HY
得点 489点→優勝!

【感想】
メジャーな選曲+前回優勝したほどの実力者+ラストといういい条件が揃ってましたね。視聴者点数が97点だったのもそれが理由でしょう。聴き慣れた曲というのはそれだけで有利ってことですね。でも曲以上に歌声が素晴らしかったです。2連覇お見事でした。

ちなみに、同じ366日を日本人が歌って優勝した番組はこちらです(動画あり)
カラオケバトル「2019夏のグランプリ」バトル結果!出場者の選曲と採点考察【2019/9/1、9/8】

まとめ

優勝はコロンビア代表のアナ・ヴィージャさんでした!

敗者復活からの優勝見事でしたね。アナさんは前回の2018年秋大会で優勝していたので、なんと2連覇となります。もうプロ目指せるんじゃないかなと思うくらいうまいのでCD出たら買います。

さて、今回の放送ですが、個人的には課題が多かったと思います。

まず声が聞き取りづらかったこと。審査員やゲストのコメントも聞き取りづらかったのはまぁいいのですが、出場者の歌声がちょっと軽く聞こえました。本人の声というよりは、マイクとか音質が原因のように思います。技術的なことはよく分かりませんが生放送だと仕方ないんでしょうか。

次に進行がグダグダだったこと。中居くんのミスなのか台本が間違っていたのか分かりませんが、中居くんが質問しても分からなかったり間違っていたり。生放送だからというわけでもない気がします。

そして一番の課題は審査員の採点です。ツイッターでも話題でしたが、顔の可愛さがイマイチだから減点したり(改めて見直したら顔ではなく歌い方がもっと可愛かったらという意味だと思いますので訂正します)、自分の曲だから100点にしたり(他の審査委員は95点とかなのに)。純粋に歌で採点していないことが分かったのでがっかりしました。

ただ、生放送で視聴者投票というチャレンジングな姿勢は好感持てました。ちょっとマンネリ化してましたからね。今回の課題を解決できるかどうか、今後に期待したいと思います。