こんばんはしろくまです。
さて、そろそろ3月も終わりですね、
4月からは新社会人として仕事を始められる方もいるのではないでしょうか。
来年の卒業生は就職活動が始まり(もう始まっている?)ますね。
就職活動といえば面接です。
実は私は過去に面接官をやったことがあります。
当時まだ若かったのですが、中小企業で人手不足ということもあり、若い社員からも交代で何人か駆り出されていました。
今日は、その面接で実際に遭遇したこれはひどい・・と思った学生の話を参考に気を付けるポイントについてお話します。
一人目:怪しいバイトを誇らしげに語る学生
初めて面接官として出た時に遭遇した学生です。
その当時の流行りの髪型をした男子大学生で、見た目はひょろっとした少し頼りない感じでした。
中小企業の面接ではまず高学歴な大学の出身者はいません 。
この彼も例に漏れずそれほど知名度のある大学ではありませんでした。
ただ大学に関係なく優秀な人はいるので、面接で見極めようと事前に質問も考えていました。
そして自己紹介してもらって質疑応答に入りました。
いくつか無難な質問をして受け答えしてもらったのですが、まず声が小さいので何を行っているか聞こえません。
これはダメだなぁと思いつつしばらく質問をしていたのですが、ある質問で衝撃的な回答をしたのです。
私:学生時代はどんなバイトをしていましたか?
学生:はい、出会い系のサクラをやっていました。
面接官一同:・・・・えっ!?
学生は臆することもなく、堂々と答えました。
どちらかと言うと誇らしげな感じで。
私:サクラってあのサクラですか?女の子のふりをするやつ?
学生:はいそうです。1年近くやっていました。
私:そうですか・・・
最近の若い子はこの考えが普通なんだろうかと思っちゃうほど堂々と答えていました。
あとで新人の社員に聞いても普通そんな回答はしないと行っていたので、この学生が特殊だったようです。
その後もサクラがいかにテクニックを必要とするかを熱く語っていました。
志望動機よりも流暢に話していましたよ・・・
この学生はもちろん落ちました。(私に権限はなく、一緒に参加している社長が総合的に判断して決めます)
二人目:全然日本語を話せない留学生
この学生は外国からの留学生?だったのか、どういうルートで面接に来たのかよく分からなかったのですが、まったく日本語が話せませんでした。
面接官もほとんと英語が話せないのでグダグダ感が半端なかったです。
ただまぁ英語はなんとか頑張れば片言は分かるので会話はできていたと思うのですが、日本語が話せないことよりも、緊張が半端なかったです。
初めての面接だったのか、日本語が話せない負い目があるのか、めちゃくちゃ緊張していました。
足が震えているのが見えたのでちょっとかわいそうでしたね・・・
この学生がひどいというわけではなくて、日本語が話せないのがわかっているのに書類選考を通した会社の誰か(おそらく人事部長)がひどいですね。
予想通り落ちました。
三人目:やたら上から目線な学生
最後は逆に貴重?な学生。
面接といえば、面接官が高圧的な態度で学生を試す場というのが一般的ですが、この学生は面接官に対して上から目線でした。
もっといいところで働きたいけどなかなかそうはいかないので、不本意だけど中小のここで働いて力をつける的なことを本当に言っていました。
見てみるとそこそこ名のしれた大学でした。
面接官の印象は最悪だったのですが、なぜか社長はえらく気に入ったらしく、面接官全員が反対していたにもかかわらず、社長の一存でなんと内定(-_-;)
でも内定出ても蹴るだろうなと思っていたら、他が全て落ちたのか結局入社しました。
入社してからは私は一緒に仕事をしていないのでどんな子だったのか分かりませんでしたが、休日出勤中に会社のPCでエロサイトを見ていたとか、色々伝説を作ってくれたそうです。
結局1年くらいで辞めました。
あとがき
実際に自分が面接をして分かったことは、質問の答えの内容よりも
・ハキハキと
・元気よく
・礼儀正しく
・清潔に
・常識的に
を守っていれば、OKということです。質問の内容はおまけみたいなものです。
緊張しているのは面接官も知っているのでそれほどマイナスにはなりません。
それよりも自身を持ってしっかりと自分の意見を言うことが大事です。
自分が就職する時に知っていたらもっといい会社入れたかなと思う今日この頃。