2018/10/2から家庭向けのOffice365のインストール台数制限が撤廃されて無制限になりました。
https://japanese.engadget.com/2018/08/31/office-365-5-10-2/
ちょうどOfficeが欲しかったので良いタイミングだと契約してみました。実際に使ってみるとインストール台数制限撤廃以外にも特典があり、かなりお得だと感じました。
本記事は、Office365って気になるけど実際はどうなんだろう? クラウドらしいけど使い心地は? 特典はどんなものがあるか気になる、など知りたい方向けです。
Office365とは?今までのOfficeとの違い
Office365とは一言で言うと、月々お金を支払って最新のOfficeを使えるサービスのことです。
今までのOfficeは買い切り形式で、例えばOffice2016は一括で32,184円支払えば、ずーっと使えます。逆にOffice365は1ヶ月1,274円(1年だと12,740円で少しお得)支払います。最初はOffice365のほうがお得ですが、3年6ヶ月目くらいからOffice2016のほうがお得になります。
そう考えるとOffice2016のほうがお得に感じるかもしれませんが、常に最新のOfficeを使えることや、この後説明する特典があるため、Office365も十分お得だと思います。
Office365はPowerPointやOneNoteが使えることもお得ですね。
Office365のお得な特典とは?
Word,Excel,Powerpointなどが最新で使える
まずはメインの特典として最新のOfficeアプリケーションが利用できます。「最新」という点がポイントですね。買い切りだとずっと同じバージョンしか使えませんが、Office365だと常に最新のOfficeアプリケーションが利用可能です。
また、買い切り最安のOfficePersonal2016と比べてPowerPoint、OneNote、Outlook、Access、Publisherが使えます。
1 TB の OneDrive オンライン ストレージ
実際に1TBになった時の表示。まだデータを移していないので99%くらい空いています。
OneDriveで使える容量が5GBから1TBに増えます。写真や動画に限らずどんなデータも1TBまでクラウドに保存可能です。
1TB(テラバイト)というと、1GB(ギガバイト)の1000倍です。日常的に写真や動画を撮っているだけあれば十分なサイズです。
PC本体の容量が足りない場合やどのデバイスからも見られるようにしたい場合などクラウドが利用できるメリットが大きいですね。
Skype から固定電話や携帯電話への発信が毎月 60 分間無料
これは条件が合う人にとってはかなりお得だと思います。
実際にSkypeに設定してみたところ、本当に電話できました。
登録が完了するとSkype(スマホアプリ)では上記のように表示されます。実際に1分電話したら残りが59分となりました。
例えば、家族へ電話する時や仕事で取引先に電話する時、お店への予約の電話など外から電話をかけることは多々あるかと思います。また、格安SIMを使っていると通話無料がない場合があります。そのような場合にSkypeで通話できるとかなりの節約になります。
他PCへのインストール台数無制限
同一ユーザーが使用する Windows PC、 Mac、タブレット、スマートフォン (Windows、iOS、Android) などのすべてのデバイス (同時に 5 台までサインイン可能)
2018年10月2日に他PCへのインストール制限が撤廃されました。
自宅、職場、学校、スマホ、タブレットなど今や複数のデバイスの使用は当たり前です。この制限撤廃のおかげでどのデバイスからでもOfficeアプリケーションが使用可能になります。
Officeアプリケーションを使ってみた感想
実際にWord、Excelを使ってみました。
結論から言うと、買い切り型のOfficeとなんら変わりはありません。
Office365を契約すると、Officeアプリケーションのダウンロードリンクが表示れますので、それをクリックしてインストールするだけです。
インストール完了後、PCのスタートメニューにOfficeアプリケーションが表示されるのでクリックするだけです。
Windowsであればスタートメニューに普通に表示されます。
機能は普通にフルで使用可能
起動後は普通に使用できます。Office365だからって何か特別なことをする必要はありません。ちなみにオフラインでも起動できます。
ただしOffice365契約終了後は警告が出るようになりますが閲覧だけは可能です。当たり前ですが再度正式に使用したい場合は再契約が必要そうです。
ネットの情報を見るとOffice365契約終了後でも警告は出るけど普通に使用可能だという情報もあります。ただしOneDriveやSkype、最新版へのアップデートは出来ないのでご注意ください。
Office365契約手順
契約手順について説明します。
まずOffice365にアクセスして上記ページを開き、赤枠の「今すぐ購入」をクリックします。
最初は無料試用のためこの画面になります。内容を確認したら「次へ」をクリックします。
クレジットカード情報や氏名住所などを入力したら最後に「申し込む」をクリックします。
以上です。案外簡単ですね。
まとめ
- OfficePersonal2016と比べると3年6ヶ月目まではお得
- 初月1ヶ月は無料で使用可能
- PowerPoint、OneNote、Outlook、Access、Publisherが使用可能
- 1TBのOneDriveが使用可能
- Skypeが月に60分電話無料
- 他PCへのインストール台数無制限
ということでOffice365の紹介でした。
個人的にはOnedrive1TBがかなり使えます。子供の写真や動画など500GBくらいありまして、PCの容量が足りなくなってきていたのですが、全てOneDriveに移すことでHDDの空きを増やすことができました。
ちなみに同じクラウドサービスであるDropboxも1TBは月1,200円くらいします(2018/10/07現在)が、サービスはクラウドそれだけです。Office365はそれにプラスしてOfficeアプリケーションの使用とSkype60分無料がつくのでかなりお得と言えるのではないでしょうか。
Officeアプリケーションを買おうか悩んでいる方や、有料クラウドサービスを使用しようか考えている方はOffice365を検討されてはいかがでしょうか。
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