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ランドセルの素材はクラリーノと本革どっちが良いの?実際に使ってみた感想

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ランドセルを選ぶ際、一番悩むのが、本革にするか合革(クラリーノ)のどちらにするかではないでしょうか。

どちらも革なので違いはないと思われがちですが、それぞれメリット・デメリットがあります。

この記事ではそれぞれの特徴や、世間の声、実際に使ってみた感想を紹介します。

革の種類は本革と合革(クラリーノ)

ランドセルの素材は、大きく分けて、牛や馬などから作られる天然物の「本革」と、人工的に作られる「合革」の2種類があります。

本革の種類としては、牛から作られる革を「牛革」、馬から作られる革を「馬革」(コードバン)があります。一般的に馬革(コードバン)のほうが貴重です(1頭の馬から2枚しか取れない)。

合革(クラリーノ)の種類としては、傷にも強い「クラリーノタフロック」や牛革の見た目に近い「クラリーノエフ」、メタリック加工を施した「クラリーノリピュート」などがあります。

本革は味わいと耐久性

本革の特徴としては、やはり「味わい」と「耐久性」です。使えば使うほど味わいが増します。靴や鞄で革の素材のものを使っている方はよく分かるのではないでしょうか?

デメリットは、重さ耐水性価格です。重さとしては一般的なクラリーノに比べて2~300gは重いです。そして水には少し弱いため、雨に濡れたあとはすぐに拭くなどメンテナンスが必要になってきます。価格もクラリーノと比べると2~3万程度は高くなってきます。

クラリーノは軽さと耐水性

クラリーノの特徴は、「軽さ」と「耐水性」です。重さは本革よりも軽く、1,200g以下のものが多いです。たった数百グラムでも体重の軽い子供にとってはかなりの重さです。

また、耐水性に優れており、特にお手入れをしなくてもある程度の綺麗さは保つことができます。

デメリットはあまりないのですが、しいて言えば「味わい」と「耐久性」です。見た目は革特有の使い込めば味わいが出るということはありません。ずっと同じ見た目です。また耐久性も本革よりは弱いと言われますが、最近の加工技術の進歩によりそれほど傷がつきやすいわけではありません。

世間の声

牛革にしたけどしばらく使ったらくたっとなってしまった
牛革の見た目がすごく良い。高級感もあって子供も気に入っています
体が小さい子なので軽いクラリーノにしました。でも2人目は牛革にしたので試しに1人目に背負わせてみたらあんまり変わらないとのこと。牛革でも良かったのかなー
デザインがいいと思ったものがクラリーノだったのでそのまま使っていますがまったく不満はなしです。子供が良いと思ったものでいいんじゃないでしょうか

実際にクラリーノを使ってみた感想

うちはクラリーノにしました。理由は、子供が気に入ったデザインがたまたまクラリーノだったからです。

実際に使ってみたところ、重さに関しては特に問題なしです。クラリーノなので1200gなのですが、教科書を入れても問題なく通学できています。元々体が大きな子なのであまり参考にならないかもしれませんが。

傷に関してですが、確かにちょっとぶつかったり擦ったりするとすぐに傷がつくような気はします。ただ、これが牛革だと傷がつきづらいのかと言われると微妙です。牛革の場合は傷は付くけど目立たないのかもしれません。

耐水性は確かにあると思います。買ったばかりだからかもしれませんが、水は結構はじくので雨の日に帰ってきたらタオルで拭けば跡になることはありません。

おすすめランドセル

本革とクラリーノそれぞれにメリット・デメリットがあり、どちらがおすすめということは言えませんが、ただ一つ言えることは、選択肢を増やしてあげることが重要だと思うのです。

例えば本革が得意な工房系だとクラリーノの種類があまりないので自然と本革の選択肢しかなくなってきます。そうやって選択肢を狭めてしまうと、子供が本当に気に入ったランドセルを見つけることが難しくなります。

そんな時におすすめなのが、販売種類の多い大丸松坂屋のランドセルです。

様々なメーカーのランドセルがあり、しかもデパートなだけあって6年保証もバッチリついていて安心です。ここのランドセルを買っておけばまず問題はないでしょう。

あとがき

ランドセルの素材選びは私もすごく悩みました。おじいちゃんおばあちゃんが買ってくれるので値段はあまり気にしていなかったのですが、やはり6年間を問題なく過ごすことができるかどうかが気になりました。

本革、クラリーノそれぞれ違った特徴があるので、じっくり吟味して納得のいく買い物をしてください。ただ個人的にはどれを買ってもあまり損はないとは思います。今は技術の進歩のおかげで本革でもクラリーノでも長持ちしますし。

この記事がランドセル購入の一助になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。