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【LIVEDAM Ai】精密採点Aiの高得点を取るコツや前機種DX-Gとの違いについて

(20200106更新 ヒーカップ説明追記)
2019年10月より稼働しているDAMの新採点マシン「精密採点Ai」について、ツイッターやブログなどの攻略情報と、実際に歌ってみて分かった高得点を取るコツを、前機種DX-Gと比較しながら紹介します。

 

前機種より全国平均点は高め

全国平均点は前機種DX-Gに比べて2~6点ほど高い傾向にあります。

曲名 DX-G全国平均点 Ai全国平均点
Tomorrow never knows
/ Mr.Children
80.506 86.520 6.014
高嶺の花子さん
/ back number
80.554 83.234 2.68
シングルベッド
/ シャ乱Q
81.268 87.344 6.076

ただ、個人的には95点以上は今まで通り95点未満は+2,3点という感じがします。

素点はそんなに高い印象はないのですが、なんといってもAi感性ボーナスが高くなりがちです。私の場合、+5.6点までは確認しました。

ブログやツイッターの情報を見ると+6点という方もいるようです。前機種の音程/表現力などのボーナス加点(1~3点)と比べると高いですね。

ただ、それを加味しても全国平均が6点も高いというのは異常なのですが、これはおそらく単純に母数が少ないことが原因でしょう。まだライブダムAiがそれほど普及しておらず、わざわざ指定して使う人は歌が上手い人達だからだと思われます。

今後ライブダムAiが普及してくれば、色々な人が採点を使うので平均点は下がってくるのではないでしょうか。

 

99~100点は前機種より取るのが難しい

これは私(最高98点)には関係ない未知の領域の話ですが、テレ東のカラオケバトルやネットの情報を総合すると、こういう結果になりそうです。

例えば直近の12/15のカラオケバトルの放送では、普段は全員99点以上を取るほどレベルの高いU-18の大会で99点以上はなんと一人だけ。あとはすべて97~98点です。2年間の平均点が99点を超えている猛者でさえ98点台でした。

理由としては、素点(ボーナスが加味される前の点数)がそもそも厳しくなっているのと、今回点数が高くなる要因であるAi感性ボーナスは素点が高くなるほど低くなる傾向にあるからです。

曲名 素点 Ai感性ボーナス
シングルベッド
/ シャ乱Q
98.151 1.845
流星群
/ 鬼束ちひろ
97.668 2.266
Time goes by
/ Every Little Thing
98.311 1.457

引用:fista

上の表のように、97点以上の場合Ai感性ボーナスは+1~2点です。確かに素点95点でAi感性ボーナスが5,6点だと100点連発ですからね。DX-Gでは100点が取りやすかったので、それの対策かもしれません。

 

抑揚は取りやすくなったが表現力への影響は少ない

抑揚はDX-Gでは意識しないとなかなか高得点が取れなかったのですが、Aiでは比較的高得点が取りやすくなっています

実際、特に抑揚を意識せずに歌った場合でも80点台、少し意識するだけで90点台は取れました。高得点が取りやすくなっている反面、表現力への影響はDX-Gより小さくなっているようです。

番号 抑揚 表現力
89点 96点
88点 88点
93点 78点

上の3つの例では、①は抑揚が80点台にも関わらず表現力が96点と高得点です。③はその逆で抑揚が93点と高得点でも表現力が70点台でした。

つまり、表現力は抑揚以外の影響が大きくなっているということが分かります。それが何の項目なのか後ほど説明します。

 

マイク遠近法は効果低くなった

歴代の精密採点で重要だったマイクを近づけたり離して歌声の強弱をつけるテクニックの効果が低くなっています。これをやることで抑揚の点数をかなり上げることができたのですが、Aiではこのテクニックを使うと、効果がないどころか逆に減点される可能性もあります。

まだ試行回数が少ないので不確定情報ではありますが、マイク遠近法を使いすぎて不自然に強弱をつけるとAi感性が減点となりやすいです。実際に、マイクを離した時にAi-の値が増えたことがありました。こうなると、Ai感性ボーナスの+点数が少なくなります。

また、有線マイクによる点数のかさ増しも効果が低くなっています。ただし、これはAi専用のマイクの場合に限ります。Ai専用のマイクの性能が上がったからなのかもしれませんが…

 

テクニックがより重要に

ネットの情報や実際に歌った感触として、高得点のコツはテクニックだと思われます。

既存のテクニックである「しゃくり」、「こぶし」、「フォール」に加えて、精密採点Aiでは下記が追加されています。

アクセント、ハンマリング、エッジボイス、ヒーカップ

参照:fistia

これはfistiaでDAMとも連携することでしか見れない項目ですが、Ai感性はこの4つの新項目も判定基準にしているようです。これが「膨大な歌唱データを機械学習することで生まれた」項目だと思われます。

それぞれの項目について公式に発表はないので未確定ではありますが、ネットで調べてみたので説明します。

  • アクセント

部分部分で強調して歌う技法のことです。前機種のDX-Gまでは音程を合わせるために淡々と強弱をつけず歌うと良かったのですが、Aiでは強弱をつけることが良いとされるようになっていると思われます。

  • ハンマリング

主にギター演奏で使う叩きつけるような奏法の事です。この用語は歌唱時には使わないようなので、Ai独自の項目のようです。ただし、叩きつけるような歌い方がどのようなことなのが具体的に分かりませんでした。

  • エッジボイス

声帯を閉じた状態で声を出すと出るブツブツした音のことです。例えば、平井堅の「瞳を閉じて」の冒頭、「あぁ~さめーざめーるたーびにぃーー」の「あ」の部分です。

  • ヒーカップ

フレーズの最後に語尾を裏返す歌い方です。B’zやラルクやシャ乱Qなど90年代のJ-POPアーティストに多いですね。
実際にシャ乱Qの「ズルい女」を語尾を裏返しながら歌ったところ、ヒーカップが33回取れました(表現力91点、Ai感性100点)。普段は5回前後なので、ヒーカップは裏返す歌い方でほぼ間違いないと思います。

これらのテクニックを多く使うことで主に表現力、Ai感性ボーナスの点数が高くなります。

 

Aiが採点しているわけではない可能性が高い

これは高得点を取るコツではなく、完全に個人的な感想です。

精密採点AiはDAM公式サイトでは以下のように説明されています。

「精密採点」シリーズの最新作が登場。膨大な歌唱データを機械学習することで生まれた「Ai感性」が、人の感情を揺さぶる歌声を検出して得点化。歌のテクニックだけでなく表現力まで理解できるようになりました。
引用:DAM公式サイト

初めてこれを見た時は、Aiが1曲1曲リアルタイムに学習しながら何だかよく分からないけどすごい方法で採点している?と思っていました。

しかしながら、実際に採点結果を集計してみると、ちゃんと決められた項目があって、その項目毎に今までと同じように点数をつけて最終的に点数を出しており、リアルタイムに学習しながら採点しているわけではないのではないのではないかと思うようになりました。

つまり、精密採点Aiとは、単純にDX-Gの評価項目にハンマリングやヒーカップなどの新しい評価項目を加えただけではないか、という気がします。「Aiが採点」と聞くと、何かリアルタムで採点しているように聞こえますがそうではなさそうです。

とはいえ、新項目(ハンマリングやヒーカップなど)はAiが導き出した項目だとは思うので、表現に嘘はないんですよね。

ということでAiについて色々書きましたが、一番言いたいことは、Aiって言っても得体のしれない怖いものじゃなくてちゃんと分析すれば点数の根拠は出せるんだよということです。ちゃんと分析して対策すればAi感性の高得点もコンスタントに出せるようになると思います。

 

まとめ

ということで最後にもう一回まとめます。

色々書きましたが、個人的には精密採点Aiは良いと思います。マンネリ化していた精密採点の判定基準を変えただけでも評価に値しますが、何より、感情を込めて歌っても点数が下がりづらくなったことが個人的に嬉しいです。

99点以上が取りづらくなったことでカラオケバトルなどのテレビ番組での点数のインフレ化も抑えられましたしね。番組としては嬉しいんじゃないでしょうか。

私自身もまだそれほど精密採点Aiで歌えていないので(今の所50~60曲程度)、今後試してみて何か分かりましたら更新します。