音楽・カラオケ PR

カラオケバトル10/25:歌の異種格闘技戦結果まとめ。番組初〇〇で優勝!採点結果の分析など

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2020年10月25日のカラオケバトルは『歌の異種格闘技戦』です。

バトルの見どころ、出場者、選曲、得点の紹介と、年間500曲以上カラオケ採点をしている筆者が独自の視点で点数を解析します。

公式サイトはこちら

 

見どころ

ロック、ゴスペル、アニソンなど各ジャンルのTOPシンガー達が優勝を目指します。

昨年9月の歌の異種格闘技戦ではオペラ魔女こと翠千賀さんが優勝しています。

A,B,Cの3ブロックそれぞれ4人ずつで戦い、各ブロックの最高点をとった出場者3人が決勝に進めます。

 

予選Aブロック

出場者とバトル結果

①AKINO 海外でも絶大人気のアニソンディーバ
過去出場の平均点:98.720
LiSA 『紅蓮華』
97.280
②SHIN ロック界が驚くヴィジュアル系ハイトーンボイス
平均点:-
97.251
③中澤卓也 挫折から劇的転身したイケメン新星シンガー
平均点:-
秦基博 『鱗』
95.807
④松浦航大 YouTubeでバズった変幻自在の七色ボイス
平均点:98.862
コブクロ 『ここにしか咲かない花』
98.155

感想&分析

Aブロックはコブクロ 『ここにしか咲かない花』を歌った松浦航大さんが決勝進出です。

▽松浦航大さんの分析レポート(後ほど更新)
点数:98.155
音程正確率:88%
表現力:96点(抑揚84点、しゃくり37点、こぶし37回)
Ai感性:100点
ロングトーン:4.5/5
安定性:10/10
リズム:-2
ビブラート:4.5/5(27秒、43回、B-2)

Ai完成100点はお見事です。ものまねをやられているだけあってすごく研究されていますね。ネックなのは、まずは音程正確率の88%。カラオケバトルの上位陣は普通に95%近くとってくるのでこちらはもっと正確率を上げる必要があります。あとはリズムが遅れ気味だったようです。ですが、リズムが遅いのはそれほど減点はされません。逆にリズムが早い方が減点が大きいです。

AKINOさんは選曲を『紅蓮華』にしたことを素直に尊敬します。この曲は超がつくほど難しく、高得点はなかなか取れないと思います。それでも97点取れたことに驚愕です。

SHINさんはさすがロック、ラルクを彷彿とさせる歌い方、かっこいいですね。ただビブラートの得点が伸びませんでした。ロックはちりめんといわれる細かい揺れで歌うことが多いのですが、ちりめんは採点マシンはあまり高得点をとってくれません。なのでロックの歌い方は正直不利なんですよね。

中澤さん声がすごくいいですねー。それだけにもったいなかったです。音程はもっと聞きこめば上がりますし、表現力も少し工夫するだけで上がります。逆にその2つを気を付ければ高得点は間違いないと思います。今後に期待したいですね。

 

予選Bブロック

出場者とバトル結果

①川島ケイジ 中国で話題の逆輸入シンガー
T-BOLAN 『離したくはない』
95.846
②朝花美穂 梅沢富美男ゲキ推し!昭和オーラ漂う天然演歌娘
平均点:98.758
高田みづえ 『硝子坂』
97.686
③吉田広大 2020夏のグランプリ覇者!ミスターハスキー!
平均点:-
斉藤和義 『歌うたいのバラッド』
98.264
④翠千賀 オペラ魔女
平均点:99.446
中島美嘉 『STARS』
98.529

感想&分析

Bブロックは中島美嘉 『STARS』を歌ったオペラ魔女こと翠千賀さんです。

▽翠千賀さんの分析レポート(後ほど更新)
点数:98.529
音程正確率:93%
表現力:89点抑揚68点、しゃくり43点、こぶし46回)
Ai感性:98点
ロングトーン:5/5
安定性:10/10
リズム:-1
ビブラート:4.5/5(72秒、104回、B-2)

さすが翠千賀さんですね、音程正確率93%はお見事です。その他の項目も高得点でしたが、表現力が低かったですね。ただ、いつもは表現力は高い方なので少し不思議でした。Aiになってから判定基準がかわったんでしょうかね。

川島さんは選曲いいですね。『離したくない』は歌いやすいので高得点向けだと思います。結果的にはロングトーンが低いということでした。聞いた感じ、全ての語尾がビブラートになっていたので、どこか1か所でもビブラートをつけなくすればよいと感じました。語尾をビブラートにしてしまうとロングトーンとして採点されないんですよね。
参考→【LIVEDAM Ai】精密採点Aiの高得点を取るコツや前機種DX-Gとの違いについて

吉田さんの歌うたいのバラッドも選曲Goodでした。1メロ2メロともに落ち着いた感じで音程が取りやすく、サビはキーが高いので抑揚も取りやすい。管理人おすすめの採点向けの1曲です。深みのある声で引き込まれるようでした。さすが夏のグランプリで優勝しただけありますね。

 

予選Cブロック

出場者とバトル結果

①Masaya 人の足を止める超絶ギャップのハイトーンボイス
平均点:-
Uru 『あなたがいることで』
98.883
②TiA かませ犬?と思いきや実は侮れない隠れ歌上手芸能人の筆頭
平均点:98.340
鬼束ちひろ『流星群』
98.342
③EmiLy 今年ブレイク!?歌良しキャラ良しの個性派シンガー
あいみょん 『裸の心』
97.419
④段原 瑠々 ハロプロトップクラスの歌唱力の持ち主
aiko 『カブトムシ』
95.484

感想&分析

CブロックはMasayaさんが98.883で決勝進出です。

▽Masayaさんの分析レポート(後ほど更新)
点数:98.883
音程正確率:90%
表現力:95点(抑揚96点、しゃくり30点、こぶし26回)
Ai感性:98点
ロングトーン:4.5/5
安定性:10/10
リズム:-1
ビブラート:4.5/5(27秒、51回、B-1)

今回のバトルの最高得点です。すべての項目が高得点で文句なしって感じです。ここから99点台、100点を狙うには音程正確率が95%になるようにする必要があります。

Emilyさんは初登場の時からファンなのですが、今回は衝撃の告白が…。なんとバトルの参加を知ったのは本番1週間前だとか。つまり、本来の出場者の急遽の欠席、もしくは単純に人がいなかったんでしょうか。。

 

決勝

出場者とバトル結果

①松浦航大 平井堅 『瞳をとじて』
98.610
②翠千賀 X JAPAN 『Forever Love』
97.907
③Masaya Every Little Thing 『Time goes by』
98.525

感想&分析

史上初、ものまねで歌っての高得点。すごいですね、受けを狙ったんではなく、ちゃんとした考えがあったのでしょうね。点数的にはMasayaさんとは僅差で、実力などは全く同じだと思います。つまり今回はたまたま勝てたくらい力は拮抗していたんじゃないでしょうか。どちらが優勝してもおかしくありませんでした。

 

最後に

優勝は松浦航大さんでした。

史上初のものまね(一部)による優勝。ありえそうでなかった展開ですね。今後もこのような面白い展開に期待です。

最近のカラオケバトルの上位陣は男性不足なので、今回はなかなか貴重なバトルでした。この流れで2016年年間チャンピオンの林部智史さんのように男性陣に年間チャンピオンをとってもらいたいですね。

次回は11月1日放送の『U-18歌うま甲子園・2020頂上決戦』です。

では!