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【カラオケバトル】U-18歌うま甲子園四天王争奪戦のバトル結果まとめ【2019/11/17】

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11月17日のカラオケバトルは『U-18歌うま甲子園 四天王争奪戦』です。

この記事では、出場者、選曲、得点を紹介しつつ、カラオケバトルファンである筆者が独自の視点で点数の解析や感想を書いていきます。

 

見どころ

今回は大学生になった最強四天王「堀優衣」さんの穴をかけて総勢9名のU-18の歌うま達が争います。

【現四天王】

  • 鈴木杏奈(すずきあんな)
  • 佐々木麻衣(ささきまい)
  • 佐久間彩加(さくまあやか)

A,B,Cブロックで予選を行い、各ブロックの1位3名で決勝を争います。

※本記事内の画像は公式サイトから引用しています。
※バトル結果内の平均点は2017年からの平均です。

予選Aブロック

出場者とバトル結果

A①馬場亜衣里(高2) 岡山発の新星!K★B好き過ぎ女子高生
曲/back number「瞬き」
平均点/99.481
98.999(Aブロック1位:決勝進出)
A②下尾礼子(高1) 父と二人三脚!滋賀の歌うま女子高生
曲/涼宮ハルヒ(平野綾)「God knows...」
平均点/98.823
97.731(Aブロック2位:予選敗退)
A③田中なずな(高3) 新人戦優勝!ラーメン店 看板娘
曲/神田沙也加/松たか子「生まれてはじめて」
平均点/98.832
96.513(Aブロック3位:予選敗退)

分析&感想

Aブロックからの決勝進出者は馬場亜衣里さんでした。back numberは男性が歌うと高音が多くて難しいのですが、女性が歌うことで高音も苦労なく歌えてちょうど良いですね。分析レポートを見ると他の2人よりも表現力が高かった(95点)のでこれが勝因でしょう(他の二人→86点、78点)。

▽馬場亜衣里さんの分析レポート
音程正確率:92%
表現力:95点(抑揚93点、しゃくり26点、こぶし27回)
Ai感性:81点
ロングトーン:4/5
安定性:10/10
リズム:□□□■□□□
ビブラート:4.5(20秒、29回、B-1)

下尾礼子さんが歌ったアニソンの『God knows...』は、2017年の年間チャンピオン決定戦で現四天王の鈴木杏奈さんが決勝で歌って99.575だった曲です。二人の歌い方を聴き比べた感じそれほど違いは感じませんでした。ただ鈴木杏奈さんのほうが安定感を感じましたね。一言一言がはっきりしていて、音程の高低を素早く捉えているかなと。まぁ当時は精密採点DX-Gという機種で今回のAiと比較は単純にできませんが…

田中なずなさんは完全に原曲重視というか、ミュージカル風な歌い方を突き通していましたね。ミュージカル風だと感情がこもってしまうので採点には不向きなんですが、たぶんそれを承知で貫き通したんだと思います。それにしてもAi感性が76点で低かったのが意外でした。人の心を動かすと点数が高くなるはずなんですけどね。採点基準が本当に謎です。

 

予選Bブロック

出場者とバトル結果

B①澤口優聖(高2) 悲願の四天王入りへ!道産子演歌高校生
曲/山内惠介「唇スカーレット」
平均点/98.675
97.258(Bブロック1位:決勝進出)
B②国吉メリッサ(高2) 歌手を目指してブラジルからやって来た歌うま女子高生
曲/小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」
平均点/ 96.717
95.545(Bブロック3位:予選敗退)
B③原藤由衣(高3) U-18新人王 道産子国立リケジョ
曲/My Little Lover「DESTINY」
平均点/99.277
96.114(Bブロック2位:予選敗退)

分析&感想

Bブロックは演歌の澤口優聖さんが決勝進出でした。実はこのブロック、私は原藤由衣さんが決勝進出するかと思っていました。なんといっても過去の平均点が99.277ですからね、99点以上が当然かと。蓋を開けると96点台という信じられない結果に。

▽原藤由衣さんの分析レポート
音程正確率:97%
表現力:75点(抑揚69点、しゃくり59点、こぶし7回)
Ai感性:79点
ロングトーン:4/5
安定性:10/10
リズム:□□■■□□□
ビブラート:4.0(16秒、34回、B-1)

分析レポートを見ると表現力とAi感性が足を引っ張っているようでした。特に表現力は低かったようです。確かにすこし迫力がないようにも感じました。緊張で安全に行き過ぎたんでしょうか…。

あとはAi感性ですかね。この項目は曲者ですよ。精密採点Aiから導入された項目ですが、判定基準がいまだ不明です。ちなみに筆者がヒトカラで歌った感じ、Ai感性90点台は結構取れました。中には100点もちらほらと。ですので人によるのかもしれません。

 

予選Cブロック

出場者とバトル結果

B①熊田このは(高2) リベンジに燃える!福島名門合唱ガール
曲/花*花「さよなら大好きな人」
平均点/99.477
96.116(Cブロック1位:決勝進出)
B②藁品錬秀(高2) チャンス再来!不思議系男子
曲/菅田将暉「さよならエレジー」
平均点/97.911
95.686(Cブロック2位:予選敗退)
B③梅谷心愛 最年少四天王へ 美空ひばりLOVEな小学生
曲/美空ひばり「東京キッド」
平均点/98.639
95.219(Cブロック3位:予選敗退)

分析&感想

Cブロックからの決勝進出者は熊田このはさんでした。ですが96点台での進出とかなりギリギリな状況でした。過去には初出場の史上最高点を叩き出した程でしたが今回96点と予想外の結果でした。

▽熊田このはさんの分析レポート
音程正確率:97%
表現力:74点(抑揚67点、しゃくり15点、こぶし1回)
Ai感性:72点
ロングトーン:4/5
安定性:10/10
リズム:□□□■□□□
ビブラート:4.5(10秒、18回、B-1)

分析レポート的にはBブロックの原藤由衣と同じ傾向が見て取れました。表現力とAi感性ですね。表現力の採点基準はDX-Gとあまり変わっていないはずなので、表現力に関しては機種が原因ということではないとないと思います。

藁品錬秀さんはロングトーンとビブラートが低かったようです。精密採点Aiではビブラートの判定タイミングがDX-Gよりシビアになっているため秒数が比較的短くなります。なのでしっかりとバー表示中にビブラートを入れないとカウントされないんですよね。今回4秒と短い時間だったため点数を稼げなかったと思われます。

 

決勝

出場者とバトル結果

決①熊田このは(高2) リベンジに燃える!福島名門合唱ガール
曲/平原綾香「今、風の中で」
95.880(3位)
決②澤口優聖(高2) 悲願の四天王入りへ!道産子演歌高校生
曲/敏いとうとハッピー&ブルー「星降る街角」
96.360(準優勝)
決③馬場亜衣里(高2) 岡山発の新星!K★B好き過ぎ女子高生
曲/鬼束ちひろ「流星群」
98.955(優勝:新四天王)

分析&感想

決勝では最初の2人は思った程の点数が出ていなかったでしょうね。分析レポートの結果が表示されないのでなんとも言えませんが、やはり予選と同様に表現力とAi感性が原因でしょう。そんな中馬場亜衣里さんはほぼ99点と安定した点数を出せています。

 

まとめ

ということで、堀優衣さんの欠けた穴を埋めたのは、岡山の高校2年生、馬場亜衣里さんでした。予選決勝ともにぶっちぎりの点数での優勝でした。

正直他の四天王からすると98点台は低い点数なのですが、採点マシンが変わったためまだなんとも言えません。早く現四天王も精密採点Aiで採点してほしいですよね。

人の感情を揺さぶる歌声だと高い点数が出るという精密採点Ai。100点が出やすくなったのか出にくくなったのか気になるところです。今後100点ホルダー達が挑戦していくと思いますので楽しみですね。

さて次回は、11/24放送「ブレイク直前!歌の申請SP」です。

では!