カラオケバトル1/24：100点チャレンジAI vs K★B選抜まとめ。出るか100点！？

2021年1月24日のカラオケバトルは『100点チャレンジAI vs K★B選抜』です。

バトルの見どころ、出場者、選曲、得点の紹介と、年間500曲以上カラオケ採点をしている筆者が独自の視点で点数を解析します。

 

見どころ

2019年10月に変更されてからまだ一度も100点が出ていない「精密採点Ai」。今回はこの採点マシンで100点を取るためのバトルです。

もしもめでたく100点が取れたら、100万円が賞金として与えられます。

出場者はまさに圧巻の一言。全員が旧機種の100点ホルダーもしくは優勝経験者です。

一体いくつの100点が出るのか、はたまた出ないのか、注目の１戦です。

 

出場者と結果

 井上友樹(36)

選曲：シャ乱Q『シングルベット』
点数：97.797

家にAiマシンがあるという一般の方。家にカラオケがあるなんてすごいですねー。機械だけでも250万円ですが、曲の配信契約にも月々数万かかるはずです。

ただ、それほどの熱量を持っていましたが結果は97点ということでした。
歌自体はかなりカットされていたので正直あまり分かりませんでしたが、マイクの使い方などかなり研究はされているように見えましたね。ただやはりトップバッターでしかも会場での収録ということで緊張していたんじゃないかと思います。

 

須田玲菜

選曲：back number『瞬き』
点数：98.681

こちらも一般の方でしたので登場時間が短かったですがかなりの高得点でしたね。普通に出場していれば優勝していてもおかしくない点数でした。

 

吉田広大

選曲：ケツメイシ『バラード』
点数：99.253

昨年8月のカラオケバトルでは優勝した実力者です。音程正確率を上げるためにかなり練習されたようですが92%ということで点数的にはイマイチでしたが、実際に歌唱バーを見ていた感じ、高さはほとんど合っていたと思います。もしかしたら放送されなかった個所で外れていたのかもしれません。

 

吉木りさ

選曲：DREAMS COME TRUE『未来予想図Ⅱ』
点数：98.979

自分に合った曲が分かるアプリで選曲したということですが、そんなアプリがあるとは知りませんでした。ちなみに「UtaPro」というアプリらしいですね。さっそくダウンロードしましたが夜は近所迷惑なので明日試してみます。

 

JOY

選曲：松山千春『大空と大地の中で』
点数：96.178

JOYが実際にボイトレしていましたが、高音が出ない原因は「息の吐きすぎ」らしいです。直すには、500mlペットボトルに3/4まで水を入れてタピオカ用ストローを使って水面から3cmくらいの位置で発生練習をするとよいらしいですね。

実際に歌は、過去に出場していた時よりも伸びが出ていたと思います。ただしだからといって点数が良くなるわけではないですが（笑

 

鈴木杏奈

選曲：浜崎あゆみ 『my name's WOMEN』
点数：99.650

完璧！と思いましたがそれでもまだ届かないようですね。分析レポートが表示されなかったので詳細は不明ですが。。
それにしてもあゆの声にも似ていたので本人が歌っているのかなと思うくらいでした。

 

松浦航大

選曲：清水翔太『花束のかわりにメロディ-を』
点数：98.514

もったいなかったですねー。リズムが良ければ99点台は余裕だったと思います。ただ、100点を狙うんだったら音程正確率がもうちょっと欲しかったですね。

 

角田龍一

選曲：コブクロ『ここにしか咲かない花』
点数：99.380

ちょっと高音きつかったかな・・？　と思いましたが全体的には良かったかなと。初登場の時の自信ありげな感じはすっかりなくなって丸くなった彼ですが、個人的にはもっと尖ってもいいのかなと思いますね。

 

齊藤伶奈

選曲：LiSA『紅蓮華』
点数：99.657

2019夏のグランプリの予選決勝100点優勝は本当に震えました。今回100点本命の一人ですね。ただ、選曲が難易度の高い『紅蓮華』なので本当に大丈夫かなぁと思いましたが、100点は取れなかったにせよ、99.657というのはすごいですよ。しょこたんもコメントしていましたが本当に難しい曲ですよ。高音もあるし早口もあるし。

 

TiA（全米ゴスペル王者）

選曲：平井堅『いつか離れる日が来ても』
点数：99.442

声の圧すごいですね。素直に上手い！と思う歌声でした。

 

二宮愛（歴代AI採点ランキング4位）

選曲：Every Little Thing『Time goes by』
点数：98.568

『Time goes by』をうまく歌うコツをELTボーカルの持田香織さんに聞くと、最初の「ウォー、ウォー、ウォー」が大事、というのをテレビで見たことがあります。そういう意味では「ウォー、ウォー、ウォー」良かったですね。

 

小豆澤英輝

選曲：bank band『to U』
点数：98.903

ちょっと大事に行き過ぎたかなー。初登場の時から応援していたので頑張って欲しかったですが、残念です。

 

宮本美季（優勝6回エリートジャズシンガー）

選曲：MISIA『It's just love』
点数：99.646

テクニックのオンパレード！しゃくりやビブラートはもちろんヒーカップやアクセントなど様々な技法を駆使していましたね。ただ100点まではあと一歩。。

【LIVEDAM Ai】精密採点Aiの高得点を取るコツや前機種DX-Gとの違いについて

佐々木麻衣（元U-18四天王）

選曲：竹内まりや『駅』
点数：99.779

惜しい！　完璧だと思ったんですが。。。
99.779は全体3位の点数です。練習では100点連発だったようなので期待大だったのですが残念ですね。

 

伊沢有香（中1）

選曲：SPEED『White Love』
点数：99.519

年齢的にも当時のSPEEDと近いのでメンバーの一人でも全然違和感ないくらい見事でした。いやー惜しいですね。

 

北本莉斗（小5）

選曲：MISIA 『Everything』
点数：99.676

こんなに小さいのにこんなに安定した歌声で歌えることに脱帽です。ビブラートもきれいでとても小学生とは思えません。

 

堀優衣（過去10冠のレジェンド）

選曲：植村花菜『トイレの神様』
点数：99.980

この曲は8分近くある長い曲なんですが、DAMの精密採点は減点方式と加点方式のミックスなので曲の長さはあまり関係ないはずです。ただ、8分も歌う集中力がすごいですよね、こんな大舞台で。

それにしても圧倒的な歌唱力でしたね。点数は今大会の1位です。100点にはあと0.02点足りませんでした。各項目の点数はほぼパーフェクトなんですが、唯一リズムがタメ気味だったのが痛かったでしょうか。といってもタメはそれほど減点は気にしなくてよいレベルなんですけどね。

 

佐久間彩加（歴代AI採点ランキング1位）

選曲：May J.『本当の恋』
点数：99.807

17人連続で100点が出ない状況で回ってきたラスト。普通は緊張して歌どころじゃないですよね。。緊張どころか見事にいつも通りに歌っていたことが素直にスゴイ。残念ながら100点は出ませんでしたが今大会2位の点数でした。お見事。

 

まとめ

出場者、選曲、点数の一覧です。

順番	出場者	選曲	点数
1	井上友樹	シャ乱Q『シングルベット』	97.797
2	須田玲菜	back number『瞬き』	98.681
3	吉田広大	ケツメイシ『バラード』	99.253
4	吉木りさ	DREAMS COME TRUE『未来予想図Ⅱ』	98.979
5	JOY	松山千春『大空と大地の中で』	96.178
6	鈴木杏奈	浜崎あゆみ 『my name's WOMEN』	99.650
7	松浦航大	清水翔太『花束のかわりにメロディ-を』	98.514
8	角田龍一	コブクロ『ここにしか咲かない花』	99.380
9	齊藤伶奈	LiSA『紅蓮華』	99.657
10	TiA	平井堅『いつか離れる日が来ても』	99.442
11	二宮愛	Every Little Thing『Time goes by』	98.568
12	小豆澤英輝	bank band『to U』	98.903
13	宮本美季	MISIA『It's just love』	99.646
14	佐々木麻衣	竹内まりや『駅』	99.779
15	伊沢有香	SPEED『White Love』	99.519
16	北本莉斗	MISIA 『Everything』	99.676
17	堀優衣	植村花菜『トイレの神様』	99.980
18	佐久間彩加	May J.『本当の恋』	99.807

ということで今回は100点は出ませんでした。

これだけのトッププレイヤーが集まっても出ない100点ってどんだけですかね。

ただ、AI採点が登場して1年以上経ち、ある程度攻略法も分かってきているので、おそらく今年中には100点が出るんじゃないでしょうか。今まで練習でも100点が出ないという状況だったのが、練習では100点が出るという歌い手が増えてきているようですし。

ただ、100点が出なくてホッとしている自分もいます。まだまだカラオケバトルは楽しめるぞという思いがありますので。いつ誰が100点を取るのか今後も注目していきたいと思います。